この時期はヘレボ菌に侵されてるブーママはあちこちで特に原種系ヘレボを購入しております。
昨年あたりから人気が急上昇しているチベタヌスもそのひとつ。

数日前、「園芸ネット」で4号ポット、開花予定株、3675円 販売されているのを見つけ、値段から言っても国産品の可能性もあるので問い合わせしてみました。
翌日お返事をいただき、国産品の株分け苗との事。
それならと即注文いたしました、ちょうど年末ということもあり本来なら1月入ってからの発送ですが、無理を言って25日発送分に入れてもらいました。
(というのも、一緒にプリムラの苗も注文していたので早く定植してあげたかったからです)

そして、本日午後到着! 即行に根の状態を確認しました。

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↑ これが国産の株分け苗??


上の画像では大きさがわかりませんよね

pc268234-2.jpg

↑ ラベルと一緒に撮るとだいたい想像できるかと思います。
(ラベルが大きいわけではありませんからぁ~)


根は10cmあるかないか、、芽も2つ見えますが小さくてとても花芽とは思えません。
これで3675円?? 以前購入した1000円の輸入チベタより根が短く悪い状態です。

こういう事にならないようちゃんと確認したんですけどねぇ~~
もちろん納得がいくわけがありません! また元のポットに植えなおしておきました。

そして、納品書の下に内容を書きFaxをし、それでも気が済まなくショップに問い合わせメールしておきました。
もう年内はお休みなのかもしれません、返事を待って返品しようと思ってます。

これは明らかにショップ側のミスですよねー 国産品が入手できたと思っていた喜びは一気に下降、、がっくしです。

敢えて、ショップ名を書きましたがもう同じような気持ちを味わってほしくないのです。
と言うことで、皆様、気をつけてくださいませ~~



★追記の追記★(2010.1.3)
その後、ショップからメールがあり商品を返品することになりました。
年末年始の休みに入ってるので発送は1/4です、もちろん着払い。
通常、返品時には元払いか着払いか、、書いてくるのが常識だと思うのですが、そのことには一切触れずにあくまでもこちら側の都合で返品するような印象を受けました。
なので、返信メールにはこちらから「着払い」で発送する旨を書いておきましたので、明日発送予定です。

そして、販売ページの商品に「開花予定株」との表示だけは訂正してほしかったので、余計なお世話とは思いながらもそのことも書いておきました。
翌日、このチベタヌスは原種ヘレボラスのページから消えておりました。

うちも自営業なのでよくわかりますが、売買契約の場合、信頼の上に成り立ってるんではないのでしょうか?
相手の不安を解消できて初めて信頼が生まれると思ってます。間違ったことに対しては素直に謝罪することが重要じゃないかと。

それにしても、このチベタヌスが可哀想でなりません。
いくら商品とは言え、生き物です、名古屋の配送センターから仙台に送られ、またポットに戻され、また名古屋の配送センターへ返品されるんです。
そう思うと、毎年輸入されるチベタヌスはできるだけ根を長くしてもらえないのでしょうか??
それより早く実生苗が出回ってほしいです。 自生地が荒らされて絶滅してしまうんではないでしょうか。
暑い酷暑の日本の気候下での栽培は非常に難しいと思いますが、だからこそ根の状態が悪いと開花することさえできずに枯れてしまい、、1年草扱いにすらならない、、こんな経験された方は多いと思います。
ブーママもその中の一人で以前1株枯らしてしまいましたが、その後購入した株は咲かせることはできないけれどちゃんと生きております。
ネット上で夏越しの方法など色々な情報を見つけることができたからです。

単に咲けばそれで終わり、、チベタヌスは多年草です、一年草扱いなどと思って販売してほしくないものです。